こんにちは、J.C.です。
1才半の息子を1人で育てて、無事に成人させたベテランのシングルファザー です。
今回はシングルファザーやシングルマザーが子育ての最中にやってはダメなことを自分の経験からお話したいと思います。
感情で子どもを叱ってはダメ
これはひとり親に限らず、どの親も苦労する部分ではないでしょうか?仕事が忙しかったり、残業つづきで疲れていたり、寝不足だったり、etc.
そりゃ生身の人間なのでイライラがマックスの時もありますよね!?
そんな時についつい怒鳴りつけてしまう。これはほぼ、いや間違いなく自分のイライラ、ストレスを子どもに八つ当たりしてるだけです。
子どもからしたらたまったもんじゃないよね。
子どもは小さければ小さいほど手がかかります。小さければ小さいほどぐずりもするし、泣きもする。
ワガママを言って困らせることも多々ありますよ。
しょうがないでしょ、それが子どもの任務なんだから。それが仕事なんだからさ。
ただ感情的に叱るのは簡単ですよ。大きい声で怒鳴れば自分はスッキリするもん。
楽したいだけでしょ?ここぞとばかりに子どもに八つ当たりして、自分がストレス発散したいだけ。
それって子育てから逃げてるだけなんだよね。上からの目線ではなく、目線を合わせて話してあげてください。
これは子どもが何歳になっても大事なことです。
ぐずったり、泣いたり、ダダをこねたりしたときはきちんと顔を正面に持っていき、どうしたの?なんで泣いてるの?
何が気に入らないの?何が悲しいの?と聞いてあげてください。そしてめんどくさがらずにコミュニケーションをとります。
口で言うほど簡単ではないのは僕もよくわかってますよ。でも僕はこれをやってきました。子どもが1歳半から現在(20歳)でもこれを心がけてやってます。
もちろん今は言い方は違いますよ。(笑)
僕ができたのだから、他のお父さん、お母さんもできます。
できないんじゃなくて疲れるからやりたくないだけなんですよ。気持ちはわかるけど、頑張りましょう。
自分が中心ではダメ
これもついついやってしまうことの一つですね。そしてこれをやられると子どもは非常につまらないし、寂しい。
親は長年すきなことして生きてきたのだから、まずは子どもを中心に考えるクセをつけてください。
子どもだって保育園や幼稚園に通うようになると、大人と同じように集団で何かをする環境にさらされるわけです。
そりゃ子どもながらにストレスもたまりますよ。みんながみんな自分に良くしてくれるわけではありません。
そうなると、家に2人でいるときぐらいは、子どもを中心にものごとを進めてあげてください。
何もかもではなくてもいいので、お風呂入ったら何かマンガ見ようか?とか、ご飯食べたらアイス食べようか?とか、ゲームやる?とか、etc.
これだけで子どもは、親が自分のことを気にしてくれてるってのが良くわかります。
愛情を間違いなく感じるはずです。
子育てってこういう小さいことの積み重ねなんですよ。お父さん、お母さん、頑張ってください。👍
お酒ばかり飲むのはダメ
僕もお酒が大好きなので本当に気をつけたことのひとつです。今ふりかえっても飲みたい気持ちは死ぬほどわかります。
朝から食事の用意をして、幼稚園用の白いご飯を詰めて(おかずは幼稚園が用意)、着替えさせて、歯磨きして、幼稚園に連れて行き、自分は仕事に行き、夜は夜でやることだらけ....
そりゃビールくらい飲みたくなりますよね!? でもね、ぐっとこらえて、飲む日は週に一回と決めてました。
だってね、人間だからお酒飲んで酔うと、いつものお父さんじゃなくなるわけですよ。
疲れてるし、全部がめんどくさく感じちゃうわけ。子どもにたいする接し方も違ってきちゃうわけ。
子どもは敏感だからすぐにわかるんだよね。
そうするとどのお父さんが、お母さんが本当なの?と迷ってしまうわけ。
自分は酔っ払ってたから覚えてないことも、子どもはしっかり覚えてるわけ。
酔っ払って気が大きくなって何か約束をしたけど次の日には覚えてない。
これって子どもからしたら最悪だし、本当に寂しいことなんですよ。
そういうことが起きないためにも、僕の場合は決められた日に決まった分量だけ飲んでました。
次の日が休みだとたくさん飲みたくなってしまうから、次の日が仕事のときをおすすめします。(笑)
そして僕はビール(350ml)を2缶と決めてました。
最初は当然ものたりないですが、慣れてくればまったく問題なくこれで楽しめます。それも感謝して楽しめます。(本当です)
そしてびっくりするほどこれでストレスが解消されます。
笑顔がないのはダメ
自分で別にぶすっとした顔を心がけてるわけではないのですが、気がつけば笑顔がまったくなくなっている、なんてことはよ〜くありました。
だってヘトヘトに疲れてるんだもん。😫
親が難しい顔してると子どもは心配します。どうしたんだろう?具合が悪いのだろうかって?
子どもは親のことを想像以上に心配しています。すごいんですよ子どもって。
そんなときによくやったのが、面白い、笑えるアニメを子どもと見ることです。
当時はまだビデオだったんで録画してある中からアンパンマンの笑えるストーリーのとこや、クレヨンしんちゃん、時間があるときは2人でTSUTAYAへ行きザ・シンプソンズとかバカ殿なんかを借りてきました。
大笑いをするとストレス解消にもなるし、健康にもいい、気がつくとすっかり笑顔も戻ってます。
一石三鳥の素晴らしい方法です。今だと簡単にYoutubeなどで探していくらでも笑える動画は見られるので、笑顔のためにどんどん活用した方がいいですね。
最後のまとめ
ここまで読んで何か思いませんでしたか? そうです、今回書いたことは、別にひとり親じゃなくても、人間社会でしてはダメなことばかりです。
そう考えるとわかると思いますが、子どもは親の持ち物ではなく、一人の人間なんですよ。
子どもは小さいときから立派に自分の考えと意志をもっています。大変ですが、一人の人間として向き合ってあげてください。
そうすることによってびっくりするほど学ぶことが親にもあるってことに気づきますよ。
子どもの成長は早いです。心配しなくても超忙しい毎日は永遠に続きません。
僕も振り返ればあっという間の約19年でした。今となれば懐かしいです、いや、子どもはどんどん離れて行くので寂しいです。(笑)
みなさん、「好い加減」で子育てを楽しんでください。応援しています。